桜満開の平和公園
創立50周年記念商品「昭和シリーズ」が3月11日ようやく新発売にこぎつけ、その間5ヶ月近くもブログをお休みしてしまいました。
「昭和シリーズ」の商品化を進めて行く過程で昨年から今年にかけて昭和に焦点を当て主に次の五つの事柄から考えてみようと思い立ち思案を重ねてきました。
@漢萌が創立50周年の節目を迎えたことA今年が戦後70年の節目となることB最近、明治・大正・昭和の近現代史を通して日本人の「精神性」にスポットが当てられていることC弊社社長三戸唯裕は昭和元年(大正15年)1月にこの世に生を受け、戦前・戦中・戦後と生き抜いてきたことDNHKの朝の連続ドラマ「マッサン」を見ながら明治・大正・昭和と激動の時代を生き抜き、「ウイスキーづくり」に喜びと誇りを持って心血を注ぐ主人公の姿に漢萌の「美容料づくり」にも通じる世界を感じたことなど。
墨象家「夏目暢子」先生の書を配した製品蔵
そもそも「昭和シリーズ」を立ち上げようと思ったのは、ふと感じるものがありスタッフたちと蔵に入り、昭和40年〜60年頃に作り続けた(半製品)を一つずつ丹念に再検査してみたことがきっかけです。その時私には蔵に眠ったままになっていた多くの半製品たちが皆うれしそうに出番を待っているかのように思えたのでした。そのことが私に不思議な活力を与え新しい商品を世に出そうという決心につながったのです。それは桜がまさに満開の昨年の春のことでした。